日々洗濯されているみなさま。お疲れ様です。
洗濯はお好きですか?
お友達に『家族の洗濯物をお日様の下に干している時が一番幸せ!』と言う人もいます。
なんて素敵な考えでしょう!!
残念ながら、わたしはそうではありません・・・家事の中で一番苦手です。
そこで、わたしが洗濯を苦手な理由6つ。それに対して今やっている改善点についてお伝えしたいと思います。
あくまで個人的な価値観と環境になってしまいますが、同じようにお悩みの方の少しでもお役に立ちますように・・・
1.洗濯が苦手な6つの理由
洗濯が苦手な理由① 分けるのが面倒くさい
普通の洗剤で洗う普段着。中性洗剤で洗うおしゃれ着。真っ白に洗い上げたい白物。
Yシャツや制服のシャツなど、エリ袖汚れ用洗剤を先に塗り込むひと手間がかかるもの。などなど。
もっと細かく分けていらっしゃる人、そんなに分けない人、それぞれだと思います。
まず洗濯前の分けるひと手間が面倒。
洗濯が苦手な理由② 乾かない
夫婦そろって花粉症です。そして日本には梅雨があり、冬があり…黄砂もやってくる。
外に干せない、干しても乾かない日がたくさんあります。
そんな中、子どものスポーツ着を次の日までに乾かさないといけない!と焦ったり。
いざ畳もうとしたら生乾きで干しなおし…ということも。
ドラム式かカンタくんが欲しい・・・
洗濯が苦手な理由③ 動線が悪い
うちは現在3LDK賃貸マンションです。
そして、シーツなど大物を洗う時と快晴の夏以外はほぼ部屋干しです。(花粉症もち)
動線はこんな感じです。みなさまはどうでしょう?
- 洗面所の洗濯機で洗う
- 洗面所横の浴室乾燥、リビング隣接の和室、リビング隣接のベランダに干す
- 乾いたら数か所に取りに行き、リビングにがさっと持ってくる
- ハンガーを外すもの、そのままクローゼットにかけるものを分ける
- ハンガーを外したモノを畳む。(私・夫・息子・娘・共有のタオルなどの5つに分ける)
- 畳んだものをそれぞれの部屋にもっていき、タンスにしまう。
- ハンガーにかけたものはそれぞれのクローゼットにかけにいく。
【うちの洗濯動線】(洗濯)洗面所→(干す)和室→ベランダ→(ひきとり)浴室乾燥→和室→ベランダ→(畳む)リビング→(しまう)洗面所→娘の部屋→息子と夫の部屋→和室
狭いマンションでも行ったり来たりでもうくたくた。
乾いた洗濯物の山の前で、しばらく途方にくれてしまう…
洗濯が苦手な理由④ エンドレス
家事にはお料理やお掃除、整理収納など。お洗濯以外にも大変なものがあります。
なぜ、洗濯が一番苦手なのか考えてみました。
ほかの家事について
- お料理→食べたいものが作れる。作りたくない日はデリバリー、外食、お惣菜がある。
- お掃除→すると気持ちがいい。やりたくない日はお休みすればいい。
- 整理収納→することによってメリットがたくさんある。家事が楽になる。明日でもいい。
ほかの家事は、どうしてもやりたくない日お休みできるのです。
それに引き換え、お洗濯はどうでしょう。
毎日毎日。分けて、洗って、干して、畳んで、しまって→分けて、洗って、干して、畳んで、しまって。
これがずっと続きます。一日でも休んだら…次の日、倍の労力が必要です…
疲れているけど。熱があるけど。インフルエンザだけど…これをいまやらないと
明日がもっと大変になる…
そんな理由で頑張ってお洗濯をやりきったことがある方も多いのではないでしょうか。
旅行に行って上げ膳据え膳。帰って来たら洗濯祭り…
洗濯が苦手な理由⑤ 感謝されない ほめられない
「毎日洗濯してくれてありがとう」「今日の洗濯は上手だったよ!」「きれいに汚れが落ちてるね!さすが!」
そんな風にお洗濯をほめられたことがありますか?
わたしは無いです。そして、母に対しても言ったことがありません…
どちらかというと『昔の人と比べて、全部洗濯機がやってくれて楽でしょ』と思われていそう。
でも、洗濯機がやってくれるのは洗うだけです。
時間もかかるし、結構重労働。
誰にもほめられないし、感謝もされない。もちろんお給料だってもらえない。
洗濯が苦手な理由⑥ 見た目が美しくない
目の前に洗濯物がぶら下がっている風景。わたしは美しいとは思いません。
洗濯洗剤のCMや雑誌の広告写真など。洗濯物が全部真っ白だったりしませんか。
実際は、色とりどりの。いろんな形の洗濯もの。下着に派手な柄のスポーツタオル。
小さいお子さんがいればキャラクターのタオルもあるでしょう。
幸せな風景ですが美しいとは言えないのではないでしょうか。
前述したとおり、うちの場合はほぼ部屋干しなので、目の前に色とりどりの洗濯ものがぶら下がっているとやはり落ち着きません。
目から入った色の刺激は、無意識に脳に届くといわれています。疲れてしまいますね。
モデルルームのベランダには、テラステーブルと観葉植物。
現実は、物干しざおと色とりどりの洗濯物。
2.3LDK賃貸マンションで今できる改善策
改善策① ランドリーバスケットにあらかじめ分けて入れてもらう
【洗濯前に分けるのが面倒くさい】改善策
スペースがあれば、白物、色柄物、おしゃれ着、とあらかじめ分けて入れるように
バスケットを設置する。省スペースで縦にかごが入れられるものもあります。
うちの場合、スペースの関係で、洗濯機横に1つバスケットと設置。そこに別洗いする
もの(主にわたしのおしゃれ着)を分けて入れています。
自分のおしゃれ着は、少したまってからお気に入りの柔軟剤と中性洗剤で洗います。香りも自分好みでちょっと幸せ。
改善策② 夜洗濯して部屋干し。朝浴室乾燥機へ移動
【洗濯物が乾かない】改善策
我が家では、夜に洗濯してTVをみながら部屋干しします。
夜は家族が遅くにお風呂に入ったり、朝シャワーを浴びたりするので浴室乾燥が使えず。
朝、半がわきの状態で浴室乾燥へがさっと移動。2時間半ほどでだいたい乾きます。
朝夫が軽く掃除してくれているお風呂場も乾燥できて一石二鳥。
お天気がいい日は、外にがさっと持って行って干すこともあります。
わたしの場合。バタバタする、急ぐことが苦手なので、夜洗濯しておくことで朝ゆっくりする時間がとれるのがうれしい。
改善策③ 動線を短く&家族で分担
【動線が悪い】改善策
賃貸マンションなので残念ながら間取りを変えるわけにはいきません。
我が家でやっている改善策は以下です。
- 浴室乾燥の横にハンガーを設置(ハンガーにかけてすぐ浴室乾燥)
- ベランダ隣接の窓際に部屋干しコーナーを設置
- リビングで畳んだ洗濯物は家族それぞれにかごに入れる
- 畳んだ洗濯物をそれぞれの部屋にもっていくのは個人で分担
我が家の場合、リビングと和室に隣接する形でベランダがあります。
和室に部屋干しグッズを設置することで、部屋干しと外干しが一歩で
いける距離になりました。(ベルメゾンのベランダ窓につけられるものを購入)
そして、畳んだ後家族それぞれの部屋にもっていく作業をやめ、
重ねられるかごを3つ購入し、そこに畳んだ洗濯物を入れます。
それぞれの部屋にもっていくのは家族にお願いしました。
もっと早くお願いすればよかった!
リビングでTVを見ながら洗濯物を干したり。畳んだり。
これだけだとストレスはさほど感じません。
それぞれの部屋にもっていく作業。これを一人でやろうとしたのが
行ったり来たりストレスの最大の原因だったのですね。
お手伝いがまだできない、小さなお子さんや赤ちゃんがいる家庭は
できるだけひとつの場所に衣類の収納をまとめるといいと思います。
改善策④ 家族に協力を求める。自分ですべて抱え込まない
【エンドレスでつらい】改善策
みなさま色々な家族構成、環境もそれぞれだと思います。
うちの場合、子どもを妊娠してからずっと専業主婦だったこともあり、家のことはわたしが全部やるのが当たり前、と思い込んでいました。
夫は気づけば手伝ってくれる人で、お掃除も得意でよくやってくれるのですがそれもなんだか申し訳ないくらいに思っていました。
でも。わたしもパートを始めたり、子どもたちもいつの間にか大きくなり。
環境は変化しているのに家事の分担が進まず。勝手にイライラしていました。
素直に、手伝ってほしいといえばよかった。
我が家で家族にお願いしたのは以下です。
- 浴室乾燥に干してある洗濯物をリビングにもってきてもらう(湯はり時に)
- 畳んだ洗濯物をそれぞれの部屋にもっていってもらう
- 裏返しで洗濯機に入っているものはそのまま干してそのまま畳むよと宣言
- 冬の厚手のパジャマや数時間来ただけのお洋服。毎日洗濯機に入れないでねとお願い
※後日、息子がひっくり返したままのTシャツを着ていました・・・
改善策⑤ まずは自分からお礼を言う
【感謝されない ほめられない】改善策
家族に手伝ってもらうようになって、本当に楽になりました。
浴室乾燥からリビングに運んでくれたら『ありがとう』
洗濯して干してくれていたら『ありがとう』。
まずはわたしから感謝です。
家族も洗濯の一連の作業に関わってもらうようになって、
地味ながら大変な作業であることに気づいてくれたように思います。
まずは、文句も言わずに洗濯してくれていた母に。『ありがとう』
改善策⑥ 洗濯物を見せない すっきり見せる工夫
【見た目が美しくない】改善策
リビングでくつろぐときに、洗濯物が見えるのは落ち着きません。
3LDK賃貸マンションの我が家で工夫していることは以下です。
- ベランダ隣接の和室に部屋干しコーナーを設置(リビングから見えない)
- 浴室乾燥を活用
- タオルの色と大きさをそろえる
- ハンガーの色とテイストをそろえる
みなさま間取りはそれぞれだと思います。我が家の場合はリビングとベランダに隣接する和室に部屋干しコーナーを作りました。
(窓際に物干し竿をセットする突っ張り式の簡易な器具をベルメゾンにて購入。色々出ているのでネットで合うものを探してみてください)
和室を閉めてしまえば洗濯物は見えず、リビングはすっきりします。
そして色とりどりの洗濯物について。
家族もいるので衣類やタオル、すべて真っ白とはいきません。
まずはできることからということで、年に1度、タオルの買い替え時に色と大きさをそろえて購入しています。
バスタオルをやめてフェイスタオルより一回り大きい、ハンガーでも干せるサイズ
に統一することで洗濯物もコンパクトになり乾きやすくなりました。
ナチュラルカラーのタオルが並んで干してある姿にはさほどストレスを感じません。
それから。ハンガーのテイストをそろえています。
もともとは、100均などで白いハンガーと洗濯ばさみにそろえていたのですが。
昨年から毎月すこしずつ買い足して、無印良品のアルミハンガーに統一。
干すときも、軽くさらさらと気持ちがよく。干した姿も美しく。
小さなことのようで、毎日使い、目にするもの。ほんの少しお金をかけてみると幸せになる。
わたしは家事の中で一番洗濯が苦手で幸せを見出せずにいました。
休日なのに。家族はお笑い番組を見て笑っているのに。旅行から帰ってきたばかりなのに…
わたしはずっと洗濯作業に追われている。不満が日に日に募っていました…
でも、家族を巻き込んで『毎日毎日の洗濯が嫌だ!』『洗濯物が乾かない!!』
と思いを伝えたことで一気に変化が起こりました。
洗濯作業が楽になり今は以前ほど嫌ではありません。
みなさん、家族構成も家庭環境も違うと思います。
わたしの改善策が少しでもお役に立ちますように。