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バナナリス モモの想い出

好きなもの
バナナリス モモ

わたしはリスが大好きです。現在はシマリスの女の子を飼っています。リス好きの始まりはインドネシア・ジャカルタで一緒に暮らしたバナナリスのモモとの出会いでした。本日はバナナリスのモモとの出会いと別れ…想い出を覚書として書いておこうと思います。 2017年5月~2019年3月

ジャカルタで飼っていたバナナリス

子リスころ。窓辺をお散歩するモモ。

ジャランバリトーでバナナリスのモモと出会う

ジャカルタのペット通り

※あまり衛生的とは言えない場所なので、娘はいつも嫌がっていました。しかし、生き物好きの息子にとってはパラダイス。一度行くと行ったり来たり一軒ずつお店をのぞき、なかなか帰りません…ジャカルタ駐在中は定期的にのぞきに行っていました。

バナナリス、という目の周りの黄色い縁取りがとてもかわいいリスのことを知ったのは、たまたまお友達が飼っていたリスの写真をラインで送ってくれたときでした。その可愛さに衝撃を受け、すぐに息子に見せました。小さいころから生き物大好きだった息子も大興奮。かわいい!飼いたい!!しかし、いつか日本に帰国することはわかっていたので、何年生きるかわからないリスは飼うことができずあきらめていました。

そんな話を夫のお友達夫婦としていたら、なんと。帰国時に引き継いで飼ってくれると言ってくれました。喜び勇んで次の日に早速バナナリスを見に行きました。2017年5月の出来事です。

ジャカルタでペットを買うとなると、有名なのはペット通りジャランバリトーです(jalan Barito)。道の片側にずらりと、鳥や猫、爬虫類、ハムスター、リスなどお店が並んでいます。ペットのゲージやえさも売っているので飼い始めるとき必要なものが一度にそろいます。大型リスを肩にのせているおじさんがいたり、扉がないオープンな状態でうさぎがたくさん売られていたり。なぜ逃げないんだろう?!と不思議な空間。

注射器でエサを与えるおじさん
興味深々な息子

息子が中でも元気そうな子を一匹選び。小さなゲージとペット用粉ミルクを買いました。バナナリスは紙袋に!!入れられ、わたしたちは小さなリスを膝にのせ、かわるがわる袋の中を確認し、炎天下の中を汗をかきながら帰宅しました。この日はメーデーで運転手さんがお休み。バジャイを利用して帰宅。揺れるし、暑かった!

3輪タクシー バジャイ

小さいころの モモ

手の平で寝てしまうバナナリスのモモ

うちに来たときは手のひらに乗るくらいの大きさ。生まれた時から人に育てられていたせいか人懐っこく、おとなしかったです。人の体温で温まると丸まってすぐに寝てしまいます…

ひとなつっこい

首の上で寝てしまうモモ
息子のビロビロのTシャツの中で落ち着くモモ

どんどん成長するモモ

手のひらサイズのモモ 毎日ミルクを飲んで成長していきました
ゲージでイチゴを食べるモモ

飼い始めたときは手のひらサイズで行動範囲も狭かったのですが、どんどん動きも大きくなり。二つの縦長のゲージを手作りの筒でつないで大きなゲージを作りました。

前から見るとちょっと間の抜けた顔

このころはまだ結構触れていた息子。

ブドウも大好き

部屋の散歩も問題なかった頃

大人になったモモと2度の流血事件

ランブータンを食べるモモ 主食はトウモロコシ

とてもかわいいバナナリスですが、日本のシマリスと違って大型のリスで本来はとても野性味が強いリスです。家で放し飼いにすると家具をバリバリ齧るようになり。それはもうすごい力です。家具はアパートのものなので、このままではまずいということでゲージの中だけで飼うことになりました。モモは『ももちゃん』と呼んでいましたが実はオスです。そのせいでしょうか…ある日、ゲージから脱走した際、一番なついていた息子にかみつきました…アルコールのにおいがついていたせいだろうか?たまたま機嫌が悪かった? 息子はショックは受けながらも、モモへの愛情は変わらず。ゲージからずっと話しかけていました。その後、一度もとに戻ったのですが… もう一度ゲージから脱走した際、息子も私もかまれてしまい… これはたまたまではなく。モモは大人になったんだなぁ…。と知りました。特に、モモがオスのせいでしょうか。私には噛まないけれど、息子には威嚇することがありました。息子はそれでも変わらず、ずっとモモのことをかわいがっていましたが少し切なかったです。

脱走した際、かまれる

モモとの蜜月

木の上でのんびりするモモ

バナナリスは大型のリスのせいでしょうか。猫や犬ほどの知能はないですが、ハムスターと比べるとかなりコミュニケーションが取れていました。玄関入ってすぐのところにゲージがあったので、出かけるときに『いってくるね』帰ってきたら『ただいま』と声をかけるのが日課でしたし、ゲージの中に手を入れて触ると気持ちよさそうにもしていました。長期休暇で旅行や日本に一時帰国してかえってきたときは、ゲージの中をぐるぐる回って喜んでくれているように見えました。(そんなときはメイドさんにエサをお願いしていました。)

何より、のんびり木につかまって、かわいい目でこっちを見ている姿にはとても癒され。毎日気づけばゲージの横のソファーでモモをぼ~っと眺めていました。そんなときはモモもとても落ち着いているように見えました。天然の目のまわりの縁取りが本当に愛らしく。お化粧もしていない、かわいいと思わせようとしているわけでもないのに、なんてかわいいんだ!!リスって最高にかわいいな、と魅力にどんどんはまっていきました。

本帰国が決まる…

ついにお別れの時が来てしまった…モモを見ていると涙が…

わたしたちがいつか日本に帰国することは、飼うときからわかっていたことでした。だから次に飼ってくれる人も決めてから動きました… でも、リスとここまで心が通う(私が勝手に思っていたのかもしれないけれど)とは思っていませんでした。このころにはもう、ゲージの中に手を入れてモモを撫ぜることができるのはわたしだけになっていましたし、ゲージから逃げた時も、わたしにはかみつかず素直に腕にのって戻ってくれていました。 逆に言うと、ほかの人では扱えなくなってしまっていました…

本帰国が決まった時、もうジャカルタ生活も6年がたっていました…。子どもたちにも、そろそろ日本での生活をさせたい、ジャカルタ生活は十分に楽しめた…気がかりはモモのことだけでした。

ジャカルタではまわりにもペットを飼っているかたがたくさんいました。猫や犬は大変な手続きはありますが連れて帰ることができます。しかし、リスは法律で禁止されているのでどうしようもありません。仲介業者さんに連絡を取りましたが、やはり無理でした。

軽い気持ちで飼ってしまった自分を責めました。今後、最後まで面倒を見られない場合生き物は飼わない…と。自業自得です。しかし、モモをあの環境の悪いペットショップから連れ出して、ここでのんびり暮らしたことはお互いにとってよかったんじゃないかとも思えるのです。

色々と悩み考えているうちにどんどん帰国が近づいてきました。結局、飼う前ににお願いしていたご夫婦に連絡を取り託すことになりました。飼う前に思っていたより大きく、簡単ではなくなっていることに申し訳なく思っていたのですが、快く引きうけてくださいました。ようやく少し、ホッとしました。

ゲージ越しに話しかける息子
ゲージに手を入れて撫ぜるわたし
ふわふわのモモ

モモとの別れとモモの新たな幸せ

お別れする前 ロンガンを食べるモモ 

ついにお別れの時。モモをゲージごと車に乗せ、新しい飼い主のアパートに向かいました。30分ほどの道のりを走る間、モモは今まで聞いたことのない声で鳴き続けました。不安だったのでしょう。その声をきいて、『大丈夫だよ』と話しかけながら、わたしと息子は嗚咽しました。こんなに別れがつらいなら、飼うべきじゃなかったという気持ちがまた心をよぎりました。

その後、バタバタと本帰国したわたしたちのもとに。しばらくして新しい飼い主さんから連絡が来ました。なんと、とても幸せそうな暮らしをしているモモの写真とともに、奥様が思い切りモモを撫ぜている動画が送られてきました! 驚いたことに。わたし以上に、奥様になついているではありませんか!高級ナッツを食べさせてもらったり、ゲージも新しくしてもらったり。めちゃくちゃかわいがられていました。ありがたい♡本当に本当にありがたい。モモはとても穏やかな顔をしていました。モモ、よかったね。そのご夫婦への感謝は一生忘れません。

リスってとっても魅力的です。かわいいだけじゃなく、野性味がある。時に噛まれて痛い思いもします。マイペースで人に合わせたり、従順だったりしないところがまたいい。バナナリスのモモと出会ってからわたしはリスが大好きです。

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