こんにちは。75平米の賃貸マンションから69平米の分譲マンションに引っ越して1月が過ぎました。狭いながらに好きなモノに囲まれての暮らしは心地よく。いろんなものを頑張って手放してよかったなぁ…と思います。
思い返せば。元々狭い賃貸マンションでしたのでモノは最小限で暮らしていたつもりでした。しかし、さらに狭い分譲マンションへの引っ越しに伴い本来置いておいてもいいかな?と思うものまで頑張って手放しました。
収納がたくさんある方は、無理される必要ありません。わたしは少しでも新居ですっきり暮らしたい!という想いの方が強く。もう、これ以上は無理…という段階まで踏み込みました。結果、意外となくても平気ですっきり!!
手放したいけど手ばなせない…どなたかの参考になりますように。※ご無理のない範囲で…
①電子キーボード
音楽が好きです。子どものころ、楽器や音楽は常にそばにありました。娘はほんのちょっとピアノを習い、息子もほんのちょっと音符の勉強をしましたが。どちらもそれほどのめりこまず…残念ですが、わたしのほのかな希望の為においておくスペースはありませんでした。
②ミシン
長男妊娠中に夫に買ってもらったミシン。子どものお稽古バックを縫ったり。クッションカバーを縫ったり…それなりに楽しんできました。でも、基本面倒くさがり屋のわたし…日本ではプロ並みに上手な方がたくさんの作品を出品されている!!それに気づいて手放せました。ミシン作業に付属する、布や糸や裁縫道具一式も処分。とてもすっきりしました。
③アイロン台
アイロンをかけたのは年に数回です…夫のYシャツはすべて形状記憶。自分の洋服もノーアイロンで着られるものばかりです。必要な時はクリーニングに出します。大きな折りたたみアイロン台を持っていましたが、割に合わないので手放しました。小さなスチームアイロンとクローゼットに掛けられる小さなアイロン台に買い替えました。我が家は小さいもので充分です。
④アウトドアグッズ
大きな保冷BOXとキャンプ用折りたたみチェアー2台。帰国してから3年…キャンプに行っていません。いつか…が来たらまたその時レンタルします。
⑤コーヒーメーカー
コーヒーメーカーで毎日コーヒーを作っていました。夏はアイス、冬はホット。夫が珈琲に目覚めたので、電動豆挽きとバルミューダの電子ケトルにバトンタッチしました。アイスコーヒーはボトルで購入。これは手放した分、同じくらい場所をとるものが入ってきた例です。
⑥大好きな作家のハード本(コレクション)
わたしは「江國香織さん」が大好きです。独身のころからすべて読み漁り。ハード本をコレクションしておりました。
不思議なことに、何度も読み返し…それでも飽きない魅力があるのです。文章と世界観の心地よさ…とでもいうのでしょうか。江國さんの小説の世界にどっぷりつかるのが至福で、唯一手元に置いておきたいハード本だったわけです。
しかし…最近はなかなか本を読む時間もなく。それよりも先に勉強の為に読まなくてはいけない本もある…
ちょっと読んでみよう!と思っても世界に浸るほど入り込めない…と変化を感じていました。
またいつか。内容も忘れたころに。ゆったりした気持ちで本を読む時間ができたら。江國さんの本を買って読もう…と。かなりの決断で手放しました。このあたりから、夫にわたしの本気度が伝わったかな?と思います。(←プレッシャー)
⑦過去の栄光
もともとCADオペレーターという、図面をPCで書く仕事をしておりました。若かりしころ、いっぱい学んで覚えた知識をメモしたたくさんのノート。ものすごく難しく、でも美しく描けた想い出の図面。少し置いてありました。
いつか、また。あの頃のようにバリバリ図面を描く日が来るかもしれない…
そして、今はふつうのお母さんだけど。子どもたちが大きくなったら「こんなお仕事してたんだよ!」とちょっと自慢したいなぁ。尊敬されるかなという想いもありました。大きくなったので見せてみましたが反応は…薄かったです…そりゃあそうですよね。
過去の栄光!捨てたら思いのほかすっきりしました。そして、すっきりした場所には他のモノが入ってきました。面白い!!
⑧DVD・CD
たくさんあったのですが、すべて処分しました。Amazonプライムやレンタルで充分です。
でも、『藤井風』さんのモノだけは残しました。宝物です。
⑨資格勉強の資料
長らく挑戦してきた資格試験の勉強。なかなか受からず。一旦離れることを決めました。資料も一式手放しました。すっきり!!執着が外れると他の資格が入ってきました。面白い。
⑩こどものころの写真・卒業アルバム
「収納ケース1箱分の結婚前の写真」
これは一番しんどかったです。1年に一回も開かない…使わない…。そして、開くと懐かしいだけではない、ネガティブな感情もよみがえる…『手放すべきモノ』の条件に当てはまるモノであることは前からわかっていました。
何度か整理しようと試みたものの、開けて確認するだけで疲れてしまい。やはり手放せない…
今回、引っ越しに伴い。どうしても持っていきたいものは子どもたちとの写真でした。それならばこちらを処分する他ありません。
一度決めると、スイスイ進みました。良い表情の、いい思い出の写真だけを残すと、小さな箱1つ分になりました。これで想い出は十分です。
卒業アルバムや文集は、やはりかなり思い切りました。どうしても必要な時は、学校に行くかお友達に見せてもらえばいいか。と考えると。「どうしても」の時なんて来ない…と感じました。これは、もし収納に余裕があれば置いておいたでしょう。
古い写真はもともと見返すこともなかったので。手放してしまえばなんでもありませんでした。過去の写真より、これからの楽しい写真を大事にしていこうと思います。
引っ越しを期に手放す…まとめ
引っ越しを期に手放す作業。結局一番大切なのは、新しい生活に何が必要で何が不必要なのかの判断だと思います。
広い家であっても、狭い家であっても。大きなお金を払って手に入れた新居には本当に必要な、大好きなモノだけを連れていく。そうすると、きっと新しい生活は素敵な日々になるでしょう。
手放す作業…その瞬間はちょっと辛かったり、淋しかったり、心配だったりします。でも実際手放してみると『何をあんなに執着していたのかな?』と思い出せないくらいすっきりします。捨てなきゃよかったな、と後悔することも今のところありません。
みさなまも、無理のない範囲で挑戦してみてくださいね。
応援しています!!