バンダイが2019年に実施した「小学生の宿題に関する意識調査」によると、約7割の小学生が「自宅のリビング・ダイニング」で宿題に取り組んでいることがわかったそうです。
※調査は小学1年生~6年生の子どもを持つ保護者600人を対象に、2019年12月6日~9日にインターネットで実施。
我が家の子どもたち。現在、中学生男子と小学生女子です。
ジャカルタ時代も帰国後も。
幼稚園時代に公文式をはじめたころからずっとリビング学習です。
今回はわたしの思うリビング学習のメリットデメリットについてお伝えします。
1.リビング学習のメリット 我が家の場合
メリット1.コミュニケーションがとれる
今日学校でどんなことがあった、給食の何がおいしかった。と学校から帰宅した娘はおしゃべりが止まりません。
息子の場合は。『きょうどうだった?』 『ふつう』以上…ですが。
それでも、他愛ない話をしたり。顔を合わせてのコミュニケーションは毎日リビングで取れています。
メリット2.集中力がつく
これは本当におススメできませんが…
いつもテレビやユーチューブをつけたまま宿題をしております。
とくに息子は超『ながら族』。よく同時にふたつのことできるね?!と見ていて不思議です。
リビングでは、娘のすきなYouTubeやアニメ(30分)→息子の好きなYouTube(30分)→母が見る夕方のニュース
という感じで交代でそれぞれに好きなものがテレビから流れています。
その中で宿題をすることが、いいか悪いかはよくわかりませんが。
わたしもずっと音楽を聴きながら勉強していたタイプだったのでまぁいいか。集中できてすごいね。子どもたち!と思っています。(できていないかもしれない…)
受験前になればさすがに部屋にこもるかな?
メリット3.わからないときすぐに聞ける
漢字の苦手な子どもたち。
『この漢字なんて読むの?』『どんな漢字だったっけ。書いて~』とよく呼ばれます・・・
あんまり調子にのると「自分で調べなさい!!」と突き放します。
しかし。数学が苦手だったわたし。息子の数学はすでに教えられません…
メリット4.勉強の準備が面倒くさくない
我が家の場合、ランドセルや学用品の収納場所をリビングに設けています。
そのため、部屋に取りに行く必要がないため宿題の準備が面倒くさくないです。最初の『よいしょ』がないのはハードルが低くていいですね。
プリントを出したり、宿題をしたり。次の日の準備をしたり。すべて一か所でできるのは楽なようです。子どもたちにとってこのメリットは大きいようです。
2.リビング学習 デメリット 我が家の場合
デメリット1.かたづかない
我が家の場合、リビング周辺に学用品と制服をまとめているので、朝起きて、朝食をとり学校に行くまで。ずっと子どもたちがいます。
平日はこどもが学校に行った後、ようやくリビングのモノがすっきりとなくなり。片づいた状態になります。
そんなわけでパートに行く日は、朝約1時間。帰宅後約30分だけしか片づいている状態がないということです…
すっきりした空間で暮らしたいわたしにとっては、これはなかなかのデメリットです。
長期休暇や週末は、常にダイニングテーブルに何か出ている。誰かいる。ごちゃごちゃ、がやがやしています。
でも。これは家族で暮らしている限り仕方ないですね。
デメリット2.うるさい
学校から帰ってきた娘がずっとしゃべっている。
息子がよくわからないYouTubeを大音量でつけている。
兄妹喧嘩している。それについて私が怒っている。
誰かが歌っている。笑っている。
リスが回し車で走っている・・・→これはかわいいからヨシ。
我が家のリビング。のんびり、静かな空間とは無縁です・・・
普段わたしは夕飯準備をしたり、洗濯モノを畳んだりしながら子どもの相手をしていますが。
あんまりうるさいときはイヤホンで音楽を聴きながらお料理。鼻歌を歌って現実逃避しています。
3.リビング学習 卒業は子どもにまかせたい
今回あらためてメリットデメリットについて考えてみましたが、我が家の場合メリットの方が多いことがわかりました。
小さいころは“おはよう”から“おやすみ”までリビングにいた子どもたちですが、最近は『ちょっと寝てくるわ』『遊んでくるね~』とそれぞれの自室にこもる時間が増えてきました。
今後スマホを持ったり、受験勉強が始まったりすればますます自室にこもることが増えていくのでしょう。
片づかなかったり、うるさかったり、リビング学習にはデメリットもありますが。裏を返せば家族一緒にいられる楽しい時期なのかもしれません。
今のところ、二人ともリビング学習環境を継続したいと言っています。
我が家のリビング学習卒業時期は子どもたちに任せようと思います。