のんびり屋さんのお片付け相談室【きままなブログ】

引っ越し前の整理収納~1年前から始める10のこと~ 覚書

イメージ写真 整理収納
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夫が転勤族の我が家。今まで大阪(高槻市)→広島→大阪(渡航準備で親子三人)→インドネシアジャカルタ(市内で1度引っ越し)→大阪(堺市)とたくさん引っ越してきました。

今後も夫の転勤にともない、家族で一緒に移動していくのが理想なのですが。上の子が中学生になり、それも難しくなってきました。

そんなわけで遂に。賃貸マンション生活に終止符を打ち、分譲マンションに移ることになりました。おそらく家族での引っ越しは最後になるかと思います。敷地も収納も広いおうちに引っ越し!なら楽勝なのですが…引っ越し先は今の賃貸マンションより少し狭いのです。

今までの引っ越し経験の集大成!

燃えます。せっかくなので、覚書を残そうと思います。

皆さま条件は様々だと思いますが、今後引っ越されるどなたかの参考になればうれしいです。

引っ越し1年前から始める10のこと【引っ越しまで1年~半年編】

※イメージ

①いろんなインテリア・収納を見てみる

今は本当に便利な世の中ですね。本を買ったりお金を払わなくても、たくさんの素敵な写真がSNSで見られます。しかもレベルが高くてびっくりします。

たくさんの素敵だと思う写真を見てください。これだと思ったものは保存してください。まめな方はスクラップブックにするのもいいですね。さらに、素敵な写真をたくさん見ていると『お金があったらこんなリッチな感じもいいなぁ』とか。『今は子どもがいるから無理だけど、いずれはこんな落ち着いたインテリアにしたいなぁ』とか。たらればの好みも出てきたり。思わぬ好みが発覚したりして楽しいです。

まずは、自分の感性で好きなモノ、新居のイメージに合いそうなものをどんどん見て目を肥やしていきましょう。

②自分の好きなイメージを伝えられるようにまとめる

『あなたはどんなインテリアが好きですか?』そう聞かれた時、なんと答えますか。

私は10年ほど前、同じ質問をお友達にされたことがあり、しどろもどろになりました。自分の好きなイメージはなんとなくあるので、木の感じとか、グリーンが飾ってある感じとか、写真で見ればこれ!と選べるけれどうまく言葉にできない…『ナチュラル?かなぁ』と答えると彼女はキョトンとしていました。

『アジア風』とか『アメリカン』、『カントリー』とか…そういう答えがほしかったみたい。彼女はマホガニーの家具などを使った『ヨーロッパ調』が好きなのだと。お嬢様っぽい彼女にピッタリ!!そんな風に答えられるの、素敵だなぁと思ったことを覚えています。

それから月日が流れ、好みも少しずつはっきりしてきました。私は『北欧風インテリア』が好きみたいです。

新居の壁紙や収納のデザインを選ぶときにも、『~風』と答えられると、担当者さんにざっくりしたイメージが伝わってとてもスムーズに話が運びます。さらに数種類の好みのイメージ写真を持っていると視覚ですぐに伝わります。わたしもキッチンの色選びで、保存していた写真データを見てもらいました。すぐに好みを理解してもらえ、アドバイスをもらえました。

せっかくの引っ越しなので好きなイメージをしっかりまとめて、自分好みの最高な家にしましょう。

③少しずつ家電を買い替える

我が家のキッチン家電は白で統一!最近ようやく買い替えたBALMUDAのトースター。本当においしい。見た目もかわいい。

新築分譲マンションのパンフレットや新築一戸建てのチラシを見てみてください。キッチンカウンターにはフルーツ盛りとワイン。背面台には豪華な生け花… あれ…家電は??と思いませんか。

現実は大型レンジに炊飯器…人によってはコーヒーメーカー、トースター、ジューサー。たくさんの調理家電が並ぶはず。毎日使うものは出しておくのが一番使い勝手がいいです。コーヒーを入れるために毎日出し入れする…面倒なので使わなくなってしまします。

高価なものなので、簡単に買い替えられるものばかりではありません。引っ越しがまだ先であっても、出しっぱなしになる可能性が高い家電の色は買い替え時に吟味して。並べて置いたときに統一感が出るようにしましょう

④家具(新居で新調したいもの)を見にいく

柏木工 大阪ショールーム とても素敵な時間を過ごせました

私は何度も引っ越しています。そのたびに、カーテンを買い替え、合わなくなった収納を買い替え…

引っ越しって、必要最小限でもお金がかかります。

2年前。この賃貸マンションに引っ越してきたとき、『落ち着いたらソファーほしいね』『落ち着いたら木の収納家具が欲しい』と話していました。結局そのままです。

学びました。引っ越し前後のバタバタと出費。『落ち着いたら買おう』は『結局買えない』ということを。

ずっと中途半端な家具を買うくらいなら無しでいいと思っていました。その分今回はずっとあこがれていた『柏木工』さんのソファーとダイニングチェアーが欲しい!!と夫にプレゼンしました。※柏木工さん、ご丁寧にそれぞれの家具の動画があるのです。それを見せました。

『この家具を買うお金で何回も焼き肉いけるよ?旅行いけるよ?』と言いながら、ショールームについてきた夫でしたが、実際に椅子に座ると職人技で作る家具の座り心地に納得。自分の仕事用椅子も欲しいと見積もりに追加していました。

わたしは家にいる時間が本当に好きなので。家の空間や毎日座るソファー。毎日目に入る家具はとても重要だと考えています。そして、たくさんの幸せな気持ちを還元してくれるものだと。

(もちろん、焼き肉も旅行も行きたいけど…)

新居も楽しみですが、同じくらい柏木工の家具と暮らせる日が楽しみです

皆さんは何を大事に思って何にお金をかけますか?車だったり、植物だったり、ライトだったり、家電だったりそれぞれの価値観で新しい生活に向けて動いてみてくださいね。

⑤引っ越し後の間取りに合わせて家具やモノを移動する。

現在我が家は3LDK。引っ越し先も同じ3LDKではあるのですが、『母と娘の部屋』『夫と息子の部屋』『和室(夫婦寝室)』という洋室2+和室1の間取りから、『娘の部屋』『息子の部屋』『夫婦の部屋』という洋室3の間取りに変わります。

無理のない範囲で少しずつモノや家具を動かして、新居に近づけることで必要・不必要のイメージがつきやすくなります。引っ越し作業もスムーズになると思います。

⑥引っ越し後の収納量に合わせてさらにモノを減らす

我が家の場合、現在和室に押し入れがあり、リビングに物入がありました。新居は2歩くらいしかウォークできないウォークインクローゼットのみ…

わたしはどう考えても、今のままでは荷物が入りきらない…と思うのですが、夫は呑気です。かたずけ上手でもあるので、減らさなくても入る…と思うようです。

でも。収納は詰め込むことではないのです。使いやすいようにすることなのです。

『思い出品は1箱ね!』とちょっと口うるさいこの頃です。

⑦イメージする 家族にイメージしてもらう

我が家の場合、マンション説明はほぼ夫と二人で行きました。そのため子どもたちは詳細を把握しておりません。子どもたちは『一人部屋になる』というイメージだけが先行して、『引っ越したら広くなる』と勝手に思い込んでいるようです。

残念ながらそんなことはありません…きちんと間取りを説明して、イメージしてもらわないとモノだらけになってがっかりすることでしょう。娘は『カーテンをミントグリーンにする!』と意気込んでいましたが、娘の部屋に窓はありません…残念。

自分がわかっているだけではなく家族にきちんと説明してイメージしてもらいましょう。

⑧小物を少しずつ集める

家具のところでも書きましたが、引っ越し前後ほ本当に出費が多いです。

本当はキッチン雑貨やこまごました生活用品にもこだわりたいけれど、そんなことは後回し…となってしまう。

キッチン雑貨などは1000円以上のものもあれば、100均のものもあります。

『本当は1000円のが欲しいけど、とりあえず100均で買っておこう』となると、結局数年そのままか、もしくは買い替えで無駄にしてしまうことになります。

小さなもの。少額のモノこそ、毎月少しずつ良いものに変えていくのをお勧めします。月に1000円でも3000円でも。予算を決めて少しずつ。引っ越し前の1年も楽しく暮らしましょう。

経験から。結局きちんと選んでお金を出して買ったものは長持ちしますし、何かしら使い勝手のいいものです。安物買いの銭失い、にならないようにモノを家に入れるときは吟味しましょう。

⑨植物を育てる

シマトネリコ 新居に一緒に行こうね(今はちょっと枯れています…)

新居に観葉植物を連れていきたくて購入したのですが…枯らしてしましました。一緒に行こうね、と話しかけて頑張っています。植物を育てるのが得意な方、今から育てて連れて行ってあげてください。

⑩新居に連れていきたいモノだけに厳選する

モノを捨てる、手放す、片づける…ってものすごく体力も気力も使います。だから、後回しになる気持ち、よくわかります。

とりあえず、新居に持って行って。入らなかったら考えよう…。特に、収納が広くなる場合、そう思うのではないでしょうか。

でもよく考えてください。大金を払って購入した空間、これからローンを払っていく空間に、それは本当に連れていきたいお気に入りのモノですか?とりあえず連れて行って、収納に入れたまま1年後もそのまま…ということはないですか?

引っ越しはモノを手放すチャンスです。家中のものを把握しなおすことができます。本当にこれは必要か。お金を払って買った空間においておく価値のあるものか。自問自答しながらモノと向き合って、手放せるものは手放していってください。

引っ越しは半年以上先。まだまだ時間はあります。

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